稽留流産
私は自分の弱さや悲しい出来事を、たくさんの人に伝えたいという気持ちはありません。けれど、今回「流産」というどこか自分とは無縁であろうと思っていた経験をしました。そして、たくさんの同じ思いをした人たちがこの世の中にいるんだということをインターネットを通じて知り、自分の中で励みにもなりました。
そして、ほんの数週間だったけれど、私のお腹に宿ってくれた2人の赤ちゃんのことを「ちゃんといたんだ」と残しておきたく、ブログに書き留めます。
前回から1週間後、病院に行きました。相変わらずつわりはなく、はっていた胸も小さくなってきているような気がしました。今日こそは心拍を!!と思う反面、覚悟もできていました。
待合室ではたくさんのお腹の大きい妊婦さん。
妊娠したらすぐにもらえるものだと思っていた母子手帳。いいな。。
心臓のバクバクが止まらない。
診察室へ入り、「お願いお願いどうか。」怖くてエコーは見られない。
静かにエコーを見る先生。
「・・・うーん見えないな」「着替えて隣の部屋へきてください。」
「だめか。。」
そこから、稽留流産についての話をされた。でも正直、インターネットからたくさんの情報を得ていた私にとっては全て知っている内容だった。
ただただ、絶対泣かない。って心の中で思っていた。泣き顔で待合室にいる妊婦さんたちの前に出たくなかった。こんなところで変な私のプライド。。
先生は手術にするか自然に出てくるのを待つか、どちらでも良いとおっしゃった。
次回4日後にもう一度みて決めようとのことでした。
必死に強い自分を演じ、会計を済ませ、家へと向かった。
夫からLINEが入っていた。≪どうだった?昼休みだから📞できるよ≫って。
でも今話したら涙が溢れ出てしまうから我慢した。
地下鉄から降り、家の近くになって電話をかけた。
「・・・ダメだった」この一言以外、涙で言葉が出なかった。
我慢していた涙が溢れ出て止まらなかった。
家に帰って、同じ経験をした友人に電話した。たくさん共感してくれた。受け止めてくれた。必ず戻ってくるって言ってくれた。
夫が帰ってくる頃には、気持ちは落ち着いていた。
今回も長くなってしまいました。
また次回書きます。
読んでくれた方、ありがとうございます。
素敵な1日になりますように☆
↑私の好きな言葉。人生焦らずですね。