牛乳と生乳って 何が違うの??
先日、ふらっと立ち寄った牧場。
そこには「生乳」という文字が。
はじめは、牧場=おいしい牛乳orソフトクリームが食べられるかな?という気持ちで向かいました。
しかし、牧場を後にする頃には「これが生乳!!!!初めての味!!!」と感動に包まれるのでした!!
タイトルにもあるように、そもそも「生乳」と「牛乳」の違いは・・
牛乳→牛から搾った生乳を殺菌したもの
生乳→牛から絞った生乳そのもの
簡単にいえばこうです。
牛から搾乳された「生乳」は、加熱処理をして「牛乳」にしないと流通できないため、私たちが普段口にするものは「牛乳」なのですね。
しかし、ここでは「生乳」が売られている。
なぜそれが可能??
それは「牛」の育て方にあったのです。
お店の中置かれていた説明文を抜粋させてもらいます。
「日本で唯一、生のままで飲める!想いやり生乳」
牛たちは赤ちゃんにあげる十数倍のおっぱいが出てしまう生き物にされてしまいました。
だから今の乳牛は草だけでは生きられません。母親としての栄養が全く足りないからです。
人間が変えてしまった牛たちを何とか本来の姿に戻したい。今の牛たちにとっての幸せを見つけたい
というのが、想いやりファームの取り組みです。
市販の配合飼料は一切使わず自社の牧草(無農薬・無肥料栽培)を中心に育てています。母親の血液である乳は母親の食べ物、環境、精神状態がすべてそのまま表れます。母親が心身ともに健康で幸せだからこそ、殺菌する必要など全くない乳が出ます。
「想いやり生乳」は生のままでも殺菌がほとんど含まれていないので、殺菌する必要がありません。毎日検査をして出荷しています。
法律上、唯一搾ったままで飲むことが認められている生の乳です。
酵素、乳酸菌が死滅することなく生きている「想いやり生乳」は母乳そのもの。
牛乳は飲めなくても生乳なら飲めるとの声を多くいただいています。
食べ物は命です。
そして命に上下はありません。
いただく命の背景をしっかりと見つめていきましょう。
(想いやり生乳 店内記事より)
決して人が上ではなく、命あるものを大切にしようとする考え方に共感しました。
私たちは瓶生乳と生乳ソフトクリームをいただきました。
感想は
・さっぱり
・口に溜まらない
・これまで味わったことのない味
衝撃でした!
殺菌された牛乳とは全く違うものでした。
まさに母乳とはこんな味なのかなと思いました!!
ソフトクリームも同じくさっぱりでした。
普段ソフトクリームを食べた後は、水分を欲するのですが、今回は全く感じられませんでした。
ちなみに、店舗!!という感じではなく、牧場内の事務所の一角で生乳とソフトクリームのみの販売でした。商売っ気がなさそうな感じも(良い意味で)個人的には好きでした。。
生乳 180mlで¥500
ソフトクリーム ¥500
と決してお安くはないですが、一度は試してみてはいかがでしょうか??
「想いやりファーム」
北海道河西群中札内村西戸鷹蔦
全国にも何店舗か提携しているお店もあるようで、またインターネットでの販売も行っているようです。