旅好き☆30代の毎日

何気なく過ぎる毎日だけど、大切な1日。人生は日々学び。当り前じゃない毎日に感謝し、後悔のない時を過ごしたいと思っています。定期的に大好きな旅をしながら、北国で生活中!

出産レポ〜いよいよ誕生☆〜

 

emmaemmaperth.hatenablog.com

 

進まない陣痛に精神的に辛く、助産師さんに

「もう無理です」「痛いです」「何センチ開きましたか」

そして、挙句の果てに「もう切ってください!!」「無痛分娩になりませんか」

と困らせ発言。

助産師さんが、破水しているのでこのままお産が進まなければ帝王切開も・・と言っていたのでそれを思い出し、最終的に切るなら早く切ってもらいたいと弱音が・・。

私の精神状態を見てか、「先生と話してみますね」と。

女性の先生がやってきて、「もう少し頑張ってみましょう」

「もう無理なんです💦」と先生を掴む私。

何度かこれを繰り返し、最終的に先生に

「正直に言うよ。帝王切開はできません。というか、今はする理由がありません。

土曜日の深夜でスタッフも少ないし、リスクが高すぎる。」と。

そのうち、震えが止まらなくなり、過呼吸に。

 

心の中ではわかってました。けど言わずにはいられないほど痛かったんです。

生理痛のひどいやつなんて話には聞いていましたが、そんなものではありませんでした。

痛みの度に「ふーふー」言う私。

 

そのうち、もう一軒お産が入ったようでスタッフの数が減りました。

痛みの間隔がどんどん短くなってきました。

「ふーふー」

夫がさすりにきてくれます。

 

深夜12時を過ぎたころ、助産師さんが子宮口を見てくれるとなんと

「あっもう9.5cmくらい開いてる!!!」と。

この短時間で一気に進んだみたいです。

そして便を出したい感覚になり、いきみたい。

助産師さんが慌てて服を着替え、そしていざという時のために夫にナースコールを持たせる。

 

そして助産師さんが最後の数センチを手で開き、いよいよ踏ん張るとき。

スタッフも続々とやってきました。

 

痛みと共にいきむ。

「うー」と言っていたが、声を出すと体力消耗すると言われ声は我慢。

とにかく早く出てきてほしくて、一回の陣痛で何度もいきむ。

吹奏楽部の力が発揮されたのか割と長くいきみ続けられる。

一回でもこの痛みの回数を減らしたいので、一度の陣痛でできるだけ長くいきんで出てきてもらえるように。

 

正直体力は限界だった。

けど、あと少し頑張れば・・の気持ちで、いきみ続けた。

 

「頭がみえてきたよ」

あともう少し・・

 

「頭がでてきたよ」

あともう少し・・

「あっいきまないで!!」

えっ・・

頭が出た段階で泣き声が聞こえると思っていたので、あれっと心配になる。

「肩出ます!」

でもへその緒を切って肺呼吸に変わるんですよね。

 3:48AM

「ほぎゃーほぎゃー」

 

目の前に赤ちゃんが。

誕生しました。

 

「えくぼひっこむ赤ちゃんだね。」の声が聞こえてきました。

 

感動で涙が出ると思っていたのですが、疲れ果て、「終わった」いう安心感で放心状態の私。

目の前には生まれたての赤ちゃんが。

10ヶ月間お腹の中にいた我が子。

その子が目の前にいる不思議な感覚。

 

赤ちゃんは処置のためいったん離れ、その後、胎盤を出し、裂けた傷口を処置へ。

部分麻酔してくれるし、今までの痛みと比べたら平気でした。

心は「やっと生まれたーー」

開放感でいっぱいでした!

思ったよりも傷口を縫うのに時間がかかっていました。後から聞いた話では、たくさん裂けていたそうです・・・。

 

その後、少し眠りにつき5:00AM頃、初乳を与えました。

目を閉じながらも口をパクパクさせ、ちゃんとおっぱいに吸い付く赤ちゃんをみて、感動。

産まれてきて間もないのに、ちゃんとおっぱいを吸えるなんて。

まだ自分の子だと信じられない気持ちもありましたが、この子を守って大切に育てていかなければと思いました。

 

すぐに弱音をはいてしまうママだけど、一緒に成長させてもらうね。

 

生まれてきてくれてありがとう。

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